【レポート】ET & IoT Technology 2019に参加してきました
こんにちはCX事業本部のさかじです。 2019/11/20-22にパシフィコ横浜で行われた"ET & IoT Technology 2019"のレポートになります。11/21午後に参加してきました。
今回はDevelopers IO CAFEで使えそうなソリューションを求めて色々みてきました。
レポート
アットマークテクノ
弊社がIoTセンサー技術として採用している「Degu」と看板商品「Armadillo」シリーズが展示されており賑わっていました。
アットマークテクノ
プレスリリース クラスメソッド 、AWSを活用したIoT開発支援においてIoTセンサー技術「Degu」を採用
DeguはET/IoT Technology AWARD2019 ET/IoT奨励賞に選ばれました。
Raspberry Piを活用
Raspberry Piをプロトタイプだけではなく、電源断対策、筐体などを設計してそのまま実用できるように仕上げたプロダクトがありました。
株式会社ビズライトテクノロジー
ついに日本で発売できるようになったRaspberry Pi4も展示されていました。
RSコンポーネンツ
Raspberry Pi Zeroを用いてディープラーニングでの推論を実施。これまでの各Raspberry PiにはGPUが搭載されていて、そのGPUを使用するために独自にコンパイラを開発したそうです。
Idein Actcast
マイコンを組み合わせたスマートスピーカー
DSPで音声処理、Bluetoothを使用してスマートフォンへデータ送信してAmazonのスマートスピーカーとして動作していました。スマートスピーカーはどこから音声が聞こえるかがわからないため360°の音声入力、聞こえた方向以外はノイズキャンセリングしているのですが、この基板ではマイクは3つで実現しており部品点数を減らしコストダウンや小さくできるメリットがあるそうです。
マイクロチップ・テクノロジージャパン
省電力、ワイヤレス
Zigbee, Blubetooth, Threadの機能を一つにまとめて、ハードウェア暗号化もサポート。価格が気になるところですが、大量にばらまいてデータ収集をセキュアにできそうです。
シリコンラボラトリー MGM210P モジュール
加速度センサ, ToFで在庫管理をワイヤレスで行う展示もありました。何かが動いたら加速度センサからCPUへ割り込みを入れる、それまではCPUはDeep Sleepできて省電力で動作可能です。
ET/IoT Technology フェスタ
ET/IoT Technology フェスタでは、来場されたすべての方々が、気軽に出展社とコミュニケーションをとりながら、有意義な時間を過ごしていただけます。
海外の展示会ではよくある光景でも、国内の展示会ではなかなかお目にかかれないイベントです。
毎年11月第3木曜日は、フランスワインの新酒ボジョレー・ヌヴォーの解禁日。そのボジョレーはじめ、海外のビールや地酒、多彩なワイン、なかには他ではめったに味わえない貴重なお酒もあり、多彩なドリンクやおつまみ、軽食で各出展社が皆様を歓迎いたします。各ブースで趣向を凝らした独自のイベントも予定されています。
主催側からは、会場内メイン通路の数カ所に、飲み物(ビール、ソフトドリンク)、軽食を用意させていただきます。
特にまだ体験されていない方は、ぜひこのフェスタの時間をご体験ください。皆様の参加をお待ちしております。
アルコール片手に、会場を散策しました。Jazz演奏や嘉門達夫のライブ、出展されている社員のライブなど各所で楽しめました。私は北海道限定サッポロクラッシック期間限定の富良野VINTAGEを飲めて満足でした。
最後に
このイベントには8年ぶりの参加でした。AIのエッジコンピューティングの展示が多かったのですが、カフェで私が担当しているのはセンサー関連でしたので、その辺りを気にしながら回っていました。クラスメソッドへ転職して省電力については考えていなかったのですが、省電力+ワイヤレスでセンシングできると色々とやれることが広がるかな?と妄想しながら見学していました。